なついの日記

ときめきと恥の物語

平成最後のおぼえがき

平成が終わる。

昨日父に、昭和が平成に変わる時もこんな風にお祭り騒ぎだったの?と聞いたら、そんなわけないでしょうと返ってきてあっそうか……と我に返った。
日本の片隅で生きる20歳の漠然とした所感だけど、「平成最後」というキーワードで、日本はなんだかひとつになれた気がしている。改元という現象はものすごい。オリンピックよりすごい。世代を問わず、業界を選ばず、全ての人に関係のあることで言わば全員が当事者なのだ。そして「平成最後」にかこつけていくら盛り上がっても誰も傷つかない(たぶん)。こんな時にオリンピックしてる場合じゃ……みたいな議論も内包していない。ただ、刻々と迫るその瞬間を前に誰もがその人らしく、今日という一日を過ごすんだろうなと想像している。かくいうわたしも平成最後のライブにこれから向かう、

平成が終わる。

なにぶん3分の2しか生きていないから、こういう時代だったなと回顧することもなかなか難しいのだけれど、平成30年間の到達地点が分断社会だった、ということはなんだかわかるような気がする。
少子高齢化SNSの発達は相補的に分断社会を加速させてきたんじゃないかな、と思っている。マスメディアとはマスを相手にするもので、日本のマスとは今や圧倒的に中高年層だ。けれど、流行を生み出すのは若者である。若者の文化はその熱源をネットの世界に移し、マスメディアはモノを流行させる力を失った。消費活動は昔より積極的になっている気がする。ひとりひとりが自分の好きなものを、自分から探しに行けるからだ。逆に、誰でも知っているみんな好きなものが生まれなくなった気がする。メガヒットが困難になった代わりに、無数のコンテンツに細分化して息の長い消費者がそれを支えている。オタクは経済を回すのである。ネットは若者の文化の生産力?みたいなものを結果的に保護したような風に見える。一発屋ばかり大量に生まれてマスメディアに消費されていくような時代よりよっぽど健全じゃないか、と思うが、うちの母は家族全員が別々の画面を見て別々のものを楽しんでいる現状を嘆いている。昔の家族団欒とはテレビだったのか……。

とにかく。
「分断社会」というワードを用いて説明されるべき現象はほんとうはもっと別のこと(貧富の差とか世代間格差とか?)なんだと思うけど、わたしがそれを最も実感として得ているのはやはり''文化''なんだよなあ。島宇宙化、とも言う。一人ひとり好きなものが違って、お互いの好きな物のことを知らなくて、そんな社会を俯瞰してみるとあちらこちらに小さな消費共同体=島宇宙があるように見えるらしい。めっちゃわかるわ。4月はあちらこちらで自己紹介する機会があったけど「あなたは何のオタクですか?」と聞くのが1番手っ取り早いもん。

平成が終わる。

平成がたどり着いたのは分断の時代だった。でも平成最後の日、年齢を問わず業界を問わないたくさんのひとが、ゆるやかに「平成最後」というワードでつながってその瞬間を迎えようとしている景色がある。
たぶんこれから消費活動はもっと細分化するし、マスメディアは弱体化するし、多様性を訴えるくせに対話はしないし、少子高齢化は加速するし、みんながTLの都合のいい情報だけ見て話をするんだと思う。そうやって分断されていく未来を前に、この「平成最後」というお祭りの片隅で考える。わたしたちはひとつになりたい生き物なのだ。繋がりたいたいと心の底で願っている。どんなに分断されても、ひとつになることをやめられない。そう信じて新しい時代を迎えられるのはなんだか希望があっていい。分断される社会を見てきた天皇陛下の最後の置き土産、この平成最後とかいうお祭り、最後の一日をすべてのひとが穏やかに迎えられますように

ハロオタ、推し(男)とはじめましての巻

 

 

 

ついにここを更新するときがやってきてしまった。

 

(↓初心者すぎてタイトルをつけ忘れている、沼落ち経緯を書いた初記事)

lovers0708.hatenadiary.jp

 

(初現場)

lovers0708.hatenadiary.jp

 

 

 今年の7月にダーリン踊ってみた動画でとみたけさんと衝撃的な出会いを果たしたわたしことなつい(5年目のハロオタ・男ドル初心者・元接触回避系オタ)ついに撮影会にお邪魔し、巷で噂のSEXY BOYとみたけさんに会いに行けてしまったのでした。っていうのが一週間前の群馬公演でのお話なんですけれど、あったことをかみ砕くのに一週間かかったということでひとつ…。

 ブログにするほどのことでは全くないんですけど初ライブの時も書いたし、やっぱりのちのち思い出して恥ずかしくなりたいので若干のレポを含めて書きます。

 

注意事項

接触レポ(と呼べるのか?)が含まれます。

 

 

 

 

ハロオタ、推しとはじめましての巻。

 

 

 

 

 

 

 

 結論から言うと発狂はしませんでした。むしろ撮る前の方が発狂してた……

 今更ですがなんで自分が接触を避けてきたのか色々考えてみたんですけど、たぶんとてもとても好きな人を好きなままでいたいって思うのが一番大きいような気がする。それって実際に会ったらむしろもっと好きになれるんじゃないの?って思われるかもしれないですけど、推しと自分の間になにかが生じてしまうのが怖いんですよね。(だから視界に存在したくないってなる。)

 画面越し、ステージ越しだったら自分がただ勝手に好きなままでいられる。でも実際に会ってしまったら、推しが口には出さなくても自分に対してなんて思うのかがこわいし、自分の中で勝手につくりあげてる理想像と推しが違ったら好きに浸れる幸せが終わてしまうかもしれなくて。自意識過剰だと言われてしまえばそれまでなんですけど、でも本当に本気でそれが怖いんですよ。(まぁハロで推してる子が界隈きっての自由人ということもあるかもだけど。)それに、1分3000円っていうのがね…大きいよね…。だって一瞬じゃん…

 この考えって、いわゆる「片思いでいる方が幸せ」論とちょっと似てるかな。いや、だからって接触したら両想いになるとかそういう話では誓ってないですけど。でも、そこまで思い詰めてた人間がどうして接触に踏み切ったかと言えば、初ライブのときのブログにも書きましたけど、推しに認知されてる先輩イルミィさんたちへの羨望、生で見た推しの魅力に圧倒されたこと、あと何よりこの数カ月で色んなイルミィさんと出会ってお話をして、自分の気持ちをもっと大切にしてもいいのかなと思ったっていうのがあります。大切にするというのは、出会った経緯含めた推しに対する気持ちを、直接伝える価値があると自信を持つことっていうか…。アイドルからしたら初めて撮影会に来るような一ファンなんて何百の中のひとり、取るに足らない存在なのだろうけど、幸せを与えてくれる存在に対して1分の間だけでも感謝をつたえてうれしくなってくれたら何か返せたってことになるんじゃないだろうか、、恩返しになるかな―――とかいう要するにエゴで、死に物狂いで高崎の撮影会チケットを取りましたとさ!!!!もうね!!!!!取ってから当日まではどうしていいかわからんかったね!!!!必死で思い出さないようにしてたけどそりゃ思い出すよね!!!!楽しみなんだけど楽しみじゃなかった!!!!!

 1分を後悔なく使えるかどうかというプレッシャー、そもそも何話すんだてめぇ、当日着ていく服が無い―――エトセトラエトセトラ...

 

 そんなわけで迎えたライブ当日、フォロワーさんのご厚意により幸運にも両部参加が叶ったので安定の逆最前の端(二部に関しては誰よりもドアが近かった)で存分に楽しんだ後、「無理」「しんどい」botとなりながら列に並んで死ぬほど緊張しながら初めてとみたけさんとお話した内容がコチラ!

 

※自分の発言は殆ど覚えていないため推測です

 

私「(死ぬほど緊張している)こっこんにちは!!!」

と「そのGジャンめっちゃ可愛いね~!!!」

私「(悶絶)あっありがとうございます(死)」

と「もしかしてはじめましての人?」

私「アッそうです…あの、夏にダーリンで好きになってそっから…」

と「あなた変なひとだねぇ~!!」

私「そっそんなことはないです(主張)」

と「ね、ポーズどうする?」←撮影会不慣れあるあるの推しに言わせる奴――‼

私「あっピースでお願いします」

(撮る)

と「ねぇスマホに変なシール貼るのやめてくれる~?www」(値札シール貼ってる)

私「こういうのが好きなんです…」

と「あっサブカルの人ね~(納得)」

私「そんなことはないです、、(会話に詰まる)あの、アイドルで居てくれて本当にありがとうございます…‼」(このくだり本当に曖昧だけどそういう内容のことを口走った)

と「やめて~泣いちゃうから~…」

私「(覚えていないがファイナルとカウコンも行きます武道館まで着いていきます的なことを言う)」

と「(ハイペースなことに対してかな?)そんなんだったらオタク保たないよ~。俺たちが消えて無くなっちゃう時まで宜しくね。」

私「(全く覚えてない)(この辺でお時間でーすってなったはず)ありがとうございました!また来ます!(2回くらいお辞儀してあれ何で自分床見てんだ?ってなった記憶ある)」

と「また来てね~‼ばいばい」

 

 

以上……!

 終始目がキラッキラだったんですよ!!!!目が!!!!ほんとうにきれいだった…

 自分の海馬に最初から期待などしていなかったのでとみたけさんの言葉を覚えることに全振りした結果がこれだょ。まぁいいんですけど。文脈を思い出せないのがしんどいけど「消えて無くなっちゃう時まで宜しくね」に関してはこの1行だけで感傷に浸れてしまうのでこわい。

 

 まーご覧の通り発狂なんてさすがにしなかったし、1分じゃ物足りない~~‼と飢餓感を覚えたわけでもなく、(そりゃもっとお話できるならしたいけど、初心者的には十分だった)なんだかすごい幸せな体験をさせてもらってしまい帰途ずっとふわふわしていました。接触後に自分がどうなってるか本当に予想がつかなかったけど、こんなに人間ってあったかい幸福に染まれるんだなと驚きもしました。

 実際に会ってお話することに対して、前述のとおり色んな心配をしながらその日を迎えたけれど、終わってみるとたった1分でも本当に会えて良かった!!

 会う前と会った後と、私の中の推しに対する気持ちが何か変わってしまうんじゃないかなとドキドキしていて、結果的には変わったけどそれは喜ばしい変化だなと思ってます。

 うまく言葉にできないんだけれど、今までたくさんの動画越しに見てきたたくさんのとみたけさん、まだ数は少ないけどライブでステージの向こうに見てきたとみたけさん、ついったのとみたけさん、色んなとこに散らばってたとみたけさんが「あの日会ったとみたけさん」に収束してひとつの実像になったって思う。感覚がそういう風に変わって、地に足が付いたっていうか…だから何だって感じですけど、なんでか嬉しいんですよね。リアルになったことが…。過去のことだけじゃなくて今も(きっとこれからも)、ついったやブログのとみたんを見て、あの時会ったあのとみたんがこれを書いてるんだなって実感してなんかこう、あったかくなれちゃうんだよな…俺大丈夫かな…(真剣)結局のところ、たとえ何百何千の中のひとりだとしても、とみたけさんの世界に一瞬でも存在したひとりになれたって事実だけで幸せだしもうそれで生きていけてしまうんですよね..........(なんか恥ずかしくなってきた)

 あと、推しが大変にかっこいいのでうっかり恋してしまわないかも心配だったんですけど、恋か恋じゃないかとかどうでもいいし人をこんなに幸せにしてくれる存在を全人類に布教して回りたい~!家族友人含めわたしの大切な人たちに紹介して回りたい~!それでみんなとみたけさんのこと大好きになってしまえばいい……という思考に至ったので大丈夫でした(?)

 

 まーごちゃごちゃ言ってますけどつまり本当に楽しかったしいっぱい幸せにしてもらってかえってこれました!気持ちがそれどころじゃなくてあの日リプ返できなかったんですが、「楽しんできてね!」と背中を押してくださった沢山のフォロワー様に本当に感謝です…!

 MeseMoa.に出会って4か月経つけど、7月に誰に薦められるでもなく自ら沼に頭から突っ込んで爆走してきた自分の行動は間違ってなかったと思えるよ。あと本当にフォロワーさんに恵まれたのも幸運なこと…。雛の刷り込みじゃないけど、初期に出会うオタクの系統でその後のオタク人生結構左右されることありますよね。その点かなり運が良かったと改めて思います。

 

 皆さんが幸せなオタク人生を歩めますように!

 これから沼落ちする人が推してよかったって思えますように!

 武道館行けますようにー!

 

 以上!

 

 2018.11.24

 なつい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大逆転ディーラー」に興奮しているハロオタ。

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 はじめましての方ははじめまして。この夏にDDの沼に落ちてはや3か月が経とうとしているハロオタ女ことなついです。

…ここを更新するのが久しぶりすぎて笑っています。いや本当は沼落ち一ヵ月記念とか二ヵ月記念とかツアー初参戦記念とかいろいろ考えてたりしたんですけれども、課題論文の修羅場でおれの戦友Dynabookちゃんの液晶が逝ったりとか結局細々とTwitterに綴っちゃうとかまぁいろいろありまして気づいたら3か月経ってたっていうのが正直な話です。

 で、なんでこのテーマでやろうと思ったかと言いますとですね…本当は事前アンケート(遥か昔)では楽曲語りよりメンバー語りの方が需要があったりしたんですがめっちゃ私事を言うとDTP実習という講義で自分の好きなものについて見開き2ページ分の誌面編集をするという課題が出まして、いろいろ迷った末にやっぱりMeseMoa.だな…!ということで只今音楽雑誌のシングル紹介みたいな誌面を鋭意作成中なのです(課題なのでどこにも公開はされませんが、Macの画面キャプチャ機能を駆使してMVのスクショをしまくっている)。で、そこに入れる音楽ライター風の文章を用意する必要がありまして、どうせならこのタイミングでブログに書きたかったことをまとめてしまえ!というノリで今勤務先のPCを叩いています…

安定の長い前置きは以上。次!

(さっさと進めないと上司が帰ってくる)

 

※注意事項

名盤とか言ってますが当方はただのドルオタで音楽批評家ではありません。

・偉そうなことをのたまっていますが、私の発言はすべて社会的地位や専門知識に裏付けされたものでは一切ありません。オタクの戯言です。

・批評家でもプロでも(アマですら)ありませんが、聴く側として、一介のオタクとしての視点にはプライドを持っている(何言ってんだこいつ)ので割と言いたいことは言います。

以上の注意事項を踏まえてあっこいつ無理だなって方は即ブラウザバックをお勧めします。

 

 

 

 

 「大逆転ディーラー」に興奮しているハロオタ。

 

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 まず公開当時はMVの印象が強すぎて楽曲が云々とか全然考えてなかったですね。沼落ちして最初の新曲がこれだもの…
 でもこの曲のMVが背後注意レベルのキワモノだってこと※褒めてるオタクはみんなもう忘れてるんじゃないかな。最初の印象こそ「脱いでる〜wwwwww」だったけど、その後ライブで明らかになったダンスパフォーマンスに全部持ってかれた感がある。
 恐らく、MeseMoa.史上最もオタクの壁を破って外部に認知された曲(言わば、キャズム*1を超えかけた曲)はBL曲もといShadow Kissだと思いますが、出た当初は一瞬同じ現象を期待してはみたけど結果としてはそうはならなかったですね。(運営がそれを狙ったかどうかはさておき)

わたしも、初見でどちゃくそセクスィーを目の当たりにした時はヤッベェセクスィー!!オシサイコー!!ってなってる一方で、永遠ではないアイドル生命の中で回数が限られているシングル発売というタイミング、そこにどんなカードを切るべきかを考えた時に、アダルト系統はもうShadow Kissで使ってしまった以上(多少ベクトルは違いますが)勿体ないのでは…?この曲の話題性のメイン、そこでいいの…?もっと手持ちの札があるだろ…?と冷静に観察してる自分もいたのでした。(前と同じことをしてもキャズムは超えられないことが多い。)(早くMissMoa.オリジナル曲MVを出してくれ)

 

 

とはいえ、Shadow Kiss程には前置きもなくあっさり脱いだなというか、運営側も別にMVに関してはそれほど賭けに出ているわけではないんだろうなっていう感触もあって。Shadow Kissリアタイじゃないけど過去記事やツイ遡った感じではもっと勝負に出ている感じはしたんですよね。改名後最初のMVってこともあると思うけれど。でもそれがMeseMoa.の強みだよなぁと思ったりもして…何というかこの人たち、脱ぐにしても女装にしても女ドル振りコピにしても、あっさりやっちゃうんだよ…変に重さを持たせないと言うか、いちいち命がけじゃないのだよね。全力を尽くしてないってことが言いたいんじゃなくて、何ていうか…抵抗を見せないですよね。踏み切りの良さというか、カードを切ることに躊躇が無さ過ぎて、そこが見ていてとても爽快かつ誇らしい部分ではある。そう感じさせる原動力には勿論、豪語している「売れるためには何でもする」スタンスもあると思うけど、それ以前に原始ニコニコという混沌かつカースト下位の溜まり場みたいな場所で段ボール被ったり女ドル踊ったりと一般的にいう黒歴史の山を築いてきた人たちだからなのかな、とも思ったりする。今でこそyoutubeを拠点にしている(というか、ならざるを得ない状況)だけれど、MeseMoa.はニコニコの土壌あってこそ今の形だと思わされる瞬間が今でもたくさんありますね。

 

 話を戻して。

てなわけで、少なくとも初見ではShadow Kiss程には明確な話題性が無いと思われた今作「大逆転ディーラー」ですが、今にしてみれば良い意味で検討外れだったなというか、ライブを繰り返す毎、動画を見る毎、曲を聴く毎に新しい発見があって、CDが発売されればインストも素晴らしくて、まさに大逆転私の主観ではマジでスルメ曲っていうのが現在の所感です。

 MVね、上でごちゃごちゃ言ってますがあれは外部受けを考えたときの話であって、まじオタク垂涎っていうかエロかっこいいなんてどの界隈でも推せるジャンルでしかないっすよホント。こういうジャジーサウンドでフォーマルめな衣装にエロさのギャップで魅せる系統は割と色んなアイドルがやってるような気がするんですけど(最近の娘。だったらセクシーキャットの演説、Berryz工房のROCKエロティック、ジャニーズなんかはそれこそいっぱい)思い返せばMeseMoa.は今までやってなかったんですね。(あえて言うならHoney Beeか?)満を辞して世に出した、アイドルの”裏”王道、しかも脱いでる。

最高でしかねえわ!!!!!!!!!!!

 まぁ見所は腐るほどあると思うんですけど。アイドル7年目の顔芸が火を噴くぜ!て感じで(何言ってるんだ俺は)とにかく隙がなくてスクショがはかどる…全員最高で優勝なんだけど個人的主観で言えば0:54の白服さん「~貴方は可憐なギャンブラー」の”ラー”の眉毛をくいっと上げるところが性癖に刺さった。あと「It's show time!」の兄の悪い顔な~~~!

 そしてこれは誓ってBLの話ではないんですが!!!ベッドシーンで”受け”の表情、ダンスシーンで”攻め”の表情をなさっていらっしゃってもうオタクはどんな気持ちでいたらいいかわからないよ…しんどい…朝と夜、白と黒、受けと攻めの二重構造でオタクを揺さぶりにかける戦略かな?????完敗!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!メンバーそれぞれに興奮ポイント死ぬほどあるんですけどそれやってたら次のシングルが発売されるのでやめておきますね。

 

 踊りの振り付けはs**t kingzのshojiさんということなのですが、この方は…そう…おれを沼に突き落としたダーリン踊ってみたの振り付けの方ですね。

いろいろ見比べると、K'suke先生が比較的音符に縛られずに振りをつけておられる(どちらかというと歌詞なのかな?)のに対して、今回も音符の並びと振りのリンクが鬼畜なまでにえげつなくて、音ハメ無限回収オタクは限界です。最高。一番サビでフォーメーションのセンターにぷんちゃん、兄、フォーゲルさんが集まるところがあると思うんですが、この3人寸分の狂いもなく音符にピッタリで音ハメ大好き芸人は以下略。

 音ハメだけじゃなくって、この振り付けはディーラーのパントマイムみたいな動きが入ってるじゃないですかー。イントロのトランプを切るSEやルーレットを転がるボールのSEに合わせた仕草、2番サビ前のテーブルになるところ(伝われ)、あおいくんの椅子、そして要所に出現する白服さんを中心とした意味深なフォーメーション。これはついったでも言ったんですが、もはや所謂アイドル楽曲の次元ではない振りと演出だよ…これにサビのあの重厚なコーラスが被せではなく生歌で入るわけですよ。ディーラーというコンセプトも相まってか、カジノやバーレスクで観るショーパフォーマンスの領域では※両方行った事ありません。結論。踊り。最高。

 

 

 

 そして歌。歌を楽曲本体とわけて歌だけで語っていいのかちょっとわからないんですが、アイドルだからいいよね(いいのか?)

    これもほんっとにときめき激アツポイントがしこたまあるんですけどあえて挙げたいのはイントロからAメロにかけてのちょこちょこある白服さんのソロパートがアツい。

 かねてから思ってたんですが白服さんて元々の音域がどこまでも低いそうですね。(昔のブログで言ってた)そうは言っても初期から歌割がわりと音域を問わないし、むしろ中音域の甘い歌声で魅せてる(ような気がする)のは地の歌唱力があるからなのでしょうが、基本的にハモリで誰かと組むと低音担当になるとみたんがShadow Kissの「堪え切れずに~」では上ハモ担当になってたりとかするあたりマジで低音域が底なしなんだなって思ってました。とにかく白服さんの底なし低音域とディーラーのソロパートを結びつけるのは私の超超勝手な解釈なんですけどなんかこう、中~高音域の歌割りの白服さんの歌声って高いのに深みがあるっていうか、裏がありそうっていうか、追っていくといつのまにか囚われそうっていうか(お前は本当に何を言っているんだ)語彙力が限界なんですけど余韻と後味が独特で、それは低音域に余裕があるからこそベタの地声感が無いからなのかもしれなくて、とにかくその独特な余韻がディーラーの曲の雰囲気とマッチしていて本当に最高オブ最高っていう話ですね、はい。これ以上喋るとボロが出るのでやめます

 あとはサビのハモリ。「rule」で伸ばすところ。ずっとハモリって言ってるけどこれはフェイクじゃなくてハモリでいいんだよな…?これは三箇所あるサビで兄→とみたん→あおいくんと回していると思うんですが。推しフィルター抜きでも美ブラートをふんだんにつかった高級感溢れるとみたんのruleが好きすぎる。いや全部好きだけども。音源だとそんなに美ブラートが主張してこないんですけどライブだとすごいですよね…そしてライブだとすごいと言えばこのハモリパート、ラクーアのリリイベでも音源にもない上ハモが9月30日神奈川2部ではいつの間にか兄プリによって加えられていたんですね。どういうことなんだ。これは裏切りですよ皆さん…ライブに行かないとスペシャルバージョンが聴けないってことなんですよ…音源では満足できない体になってしまった…契約違反で訴えたい。つらい。しんどい。

 

  (当時の興奮が伺えるツイ)

 

 

  最後に楽曲、というかインスト、つまりhalyosyさんの領域について話したいのですけど。冒頭にも書きましたが、この「大逆転ディーラー」がわたしにとってスルメ曲で名盤になった一番の理由は、初見の時点でこの魅力的なインストに気がつけなかったのが大きな原因です。ゆえに、聴きこんでいくうちにどんどん引き込まれて気がついたらこんなところにいました(笑うところ)

 

 どこから話せばいいのか迷うのですが、まずディーラー以前にわたしがhalyosyさんのつくるMeseMoa.の楽曲についてずっと思ってたのは、器楽音へのこだわりがちゃんとある方なんだな、っていう。

 どういうことやねんって思われると思いますが、よぽどの経済力がなければポップスのサウンドは基本打ち込みで作るしかない、むしろ打ち込みでもそこそこの音が安く作れてしまうのが現代の作曲ですよね。ギター、ベース、ドラムはもちろん、弦楽器や管楽器の音色さえソフトで再現できてしまうわけで、でもじゃあソフトを使えば簡単にストリングス(弦楽器の合奏音)やほかの楽器の音色が再現できるかというとたぶんそんなことなくて、これは実際に演奏する人ならわかると思うんですが本物の生音が再現されてることってそんなに多くはないです。といっても別にストリングスを使う以上は生音に近づけなきゃいけないなんてルールはなくて、楽曲のバランスを考えればあえて全然違う音にするのもオールオッケーですけど、でも演奏者は気になるんですよね!!!!(完全に個人の問題)

 

津野 「専門的なことになっちゃいますけど、音がすごく良いなって。家でレコーディングのチェックをするヘッドフォンがあって、それでアプガさんの音源を聴いたんです。シンセの音や打ち込みのドラムの音って、手を掛けないと、いくらでもショボくなるんですね。そこをいかに良い音に鳴らせるかがミュージシャンのこだわりでもあるんですけど、音に対する作家さんのこだわりを感じましたね。全然軽くないし、整頓されてるし、音圧もすごいし。さっき盛り上げるタイプの曲が多いって言ってましたけど、ちょっとずつノリも違うし、聴いてて、楽しいし気持ち良いです」

    インタビュー:特別対談:赤い公園×アップアップガールズ(仮) - CDJournal CDJ PUSH

 

 引用した津野米咲さん(赤い公園のギタリストで泡沫サタデーナイト!の楽曲提供者)のお話、私はミュージシャンでもなんでもありませんがわかり手~!!!!って叫んじまった、、ニコニコやYoutubeで活動してる人々の曲を漁っているとメロディーも歌もいいのにサウンドが残念っていう曲は一定数あって、津野さんの「手をかけないとショボくなる」という言葉に感銘を受けたと同時に生音に近づけるのはそんなに簡単なことじゃないんだと勉強にもなったのですが。

 と、まぁ偉そうな前説が長くなりましたがつまりhalyosyさんのストリングスすげぇいいんすよ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 色んな打ち込みのストリングスを聴いてきた中で、生音に近づけるために重要だと思うポイントは演奏者がその旋律を聴いて奏法をイメージできるか否か、具体的に言うとバイオリンの弓の上下が感じられるかどうかが大きい。次に、弦と弓の摩擦音が空気を震わせている感触が感じられるか(これは楽曲のイメージによっては無いほうがいい時もある…)なのですが、「大逆転ディーラー」、この2点が素晴らしくて…halyosyさんに足向けて寝れないし握手会があったらひれ伏したいレベルですね…ほんとに。しかも、ちょっと音が遠い感じがするのがまた良くて。聴いてて空間と距離を感じると言うか、それこそカジノとかで生演奏されているようなイメージが脳裏に湧いてくるインスト。最初聴いたときはほんとに生音なんじゃないかと思って歌詞カードをガン見したんですが特にクレジットされてなかったので打ち込みなのですよね…もしかしたらそれ専門のアレンジャーさんに外注してたりするのかもしれませんが、とにかくコンポーザーがhalyosyさんならこだわりの主もhalyosyさんなのでやっぱりhalyosyさんはすごいんじゃ…合掌。

 とりあえず私は自分が経験ある弦楽器の音しかわかんないですが、管楽器を演奏する方からしたらまた違う意見があるかもしれないですね。是非聞きたいです。

 

 あと、ディーラーといえばやっぱり冒頭のSEがすごく良いですよね…トランプやボールの音がリアルにディーラーを想起させるっていうのもそうなんですけど、個人的にあの音の群れの耳触りが超好き。カラカラ…とか、あと最後の空間に響く革靴?ヒール?の音も良き。それで言うと、halyosyさんの表題曲には楽器の音だけじゃなくて、必ずそのコンセプトに合わせたSEが入ってるっていうのもこだわりが感じられて興奮しますよね…RENBOなら海に沈む音、DANJIは炎の音、たじファンは勿論クリスマス仕立てでFlower Windは鐘の音、Muddy Waterは嵐の音…みたいな。わたしが普段聞いてるジャンルにはあんまりないのでそこもすごく楽しい。

 

     あとは…あと何が言いたいかな…(文字数がやばい)あ、「大逆転ディーラー」はMeseMoa.の表題曲にしては珍しく全部楽器の音で構成されてるんですよ!!!!!!

 

 それがどうしたって感じだと思うんですけど。

    むすめん~MeseMoa.の表題曲は基本的に、ありえん程たくさんの種類の楽器音に重ねて、ピコピコとかドゥンドゥンとかEDM的な音が上に乗っかっている曲がほとんど(というか表題曲に関して言えばサマビ以外たぶん全部そう)で、それがむすめん。の楽曲的な個性なのかなと思っていたんですね。halyosyさんが意図してるかはわかりませんが。

 アイドルの楽曲的アイデンティティは表題曲にある*2という持論の上で言うと、haiyosyさんがむすめん。に作る楽曲は初期から演奏楽器の構成が非常に複雑で、素人には贅沢というかもったいないとさえ思うような曲だなと。そんな曲を与えられている彼らの”素人”で”自称アイドル”的な部分、テレビに出るようなアイドルとは違って身近で親しみやすい所、言わばチープでポップな部分とのギャップを埋めているのがその上に重なったピコピコなのかなというのが私の勝手な解釈だったりします。別の言い方をすれば、一般的な”アイドル”の要素に足された、むすめん。らしい部分、彼らの根幹の部分があの重なるピコピコやドゥンドゥンにあるんじゃないかなっていう…伝われ!伝わってくれ!。halyosyさんがどう考えてるかはわからないけど。

 もひとつ言うと、むすめん。の曲の歌詞に登場する”僕”は、基本的にヘタレで残念な男の子、あるいは素人なりにがむしゃらに頑張る彼ら自身の泥臭いありようであって、決して女子の夢見る王子様や理想の男性像ではない。でも一途で、そういうところがかっこいい、みたいなのが「むすめん。」という男の子だと思うんですけど、そういう「シリアスでかっこいい部分」と「残念でヘタレかわいい部分、素人な部分」がそれぞれガチ構成の楽曲とピコピコ音で表現されているのかなっていう二重の解釈もあって。つまり何が言いたいかっていうとわたしの考えるむすめん。の楽曲的アイデンティティにおいてピコピコやドゥンドゥンは重要かつ根幹だったわけですね。

 

 

 

途中まとめ

むすめん。の楽曲アイデンティティ

①こだわり抜かれた楽器構成の楽曲+それに重なるピコピコやドゥンドゥン

②曲に歌われている男の子は残念でヘタレで泥臭いけど一途、もしくは彼ら自身のありよう

※②に関してはハニビ、CCが例外

 

 

 

 そうして順を追っていくにつれMeseMoa.になったとき、もうひとつの楽曲的アイデンティティが示された、それがShadow Kissに歌われている白服さんを中心とした背徳的な物語ですね。(好き)  

ちなみに発表当時Shadow Kissとむすめん。時代のアイデンティティーを受け継いでいるラブチアは同じ日に公開されてるわけですが、これもたぶんこれからのMeseMoa.の楽曲の二つの方向性の暗示だったということなんですよ…ね…?(リアタイじゃない)

 

 

途中まとめ

MeseMoa.の楽曲アイデンティティ

①こだわり抜かれた楽器構成の楽曲+それに重なるピコピコやドゥンドゥン

②曲に歌われている男の子は残念でヘタレで泥臭いけど一途、もしくは彼ら自身のありよう、もしくは

曲に歌われているのは、白服さんを中心とした背徳的な物語←New!!

 

 

 

 以上の前提のもと、MeseMoa.の楽曲を見ていくと、①は全てに共通としてShadow Kiss→③、ラブチア→②、Muddy Water→③、New Sunshine→②、Flower Wind→②(たじファンの続編ということで)とくるわけなのですが。

 「大逆転ディーラー」は紛れも無く③(Shadow Kissの物語に繋がっているかは歌詞の解釈に詳しくないのでわかりませんが、ダンスの演出としてはその系統)である一方で、①の前提がはじめて外れるんですね。

 ここで①が何を表していたのかを振り返ってみると、”素人”で”自称アイドル”的な部分、テレビに出るようなアイドルとは違って身近で親しみやすい所、言わばチープでポップな部分(私の解釈では)だったわけで、つまり大逆転ディーラーでピコピコやドゥンドゥンを卒業した彼らは、本物のアイドルとしての実力を認められたと解釈できるのでは…!?!?!?ないでしょうか!?!?!?!?!

 

 

 

 

 ちょっと深読みが激しいですが、毎日こんなことを考えて楽しく生きています…

halyosyさんライナーノーツ書いてくれないだろうか。解釈の真偽以前に、誰よりもメンバーを近くで見てる方からの言葉ってめちゃくちゃ気になるじゃないですか…つんくのライナーノーツとか研修生への言葉に毎回涙しているオタク。

 

 

 分割しろよってレベルで長い代物にここまでお付き合いくださりありがとうございました。読破出来た人に一筆書きたいレベルで長文…草…

 しかもここでアホみてえな話するとですね。タイトル、最初は”「大逆転ディーラー」は名盤。”っていう題だったんですね。つまりディーラーに限らず今回のシングル収録曲について万遍なく語って、結論!ディーラーは名盤!みたいにかっこよく終わりたかったんですけどね。無理でしたね!!!!!でも名盤です。

 

 なんかまだかけるようなきもするけどさすがに時間がおかしいので寝ます。

 

 ありがとうございました。高崎撮影会当たれ。

 

2018.10.11 

 

なつい 

 (9356字)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:

オタクの内輪での消費サイクル(閉鎖的)を突破し、その外側からの認知を獲得するために超えなければいけない山みたいなもののこと。厳密にはクラックかもだけどそれは授業で習ってないから知らん

キャズムとは?マーケティングの超重要理論、キャズムについて解説します | 起業tv

 

*2:持論だけどわりと一般論だと思ってる。たとえば都市や街を代表する有名な場所がもっとも大きい通りだとして、表題曲が一本の大きな通りだとしたらc/w曲やアルバム収録曲はそこからその街の隠された部分やガイドブックには載ってないところへ連れてってくれるわき道みたいなもの。MeseMoa.の場合はそれがソロ曲やユニット曲、ライブ定番曲だったりするけどやっぱりグループの顔はMVも付く表題曲ってこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロプロのオタクが男性アイドルのライブに初めて行った結果。

 

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 はじめましての方ははじめまして。ハロオタ5年やってきてMeseMoa.の沼に堕ち、もうすぐ一か月になる女がわたしことなついです。人生で一番短い一か月だったかもしれない。動画あらかた見てチケット取ってCDあれとこれが欲しいんだよなぁ…でも廃盤っぽいんだよなぁ…とか呟いたらほいほいと譲ってくださる方が現れ、順調にイルミィの道を進んでいるもようです。

 

 ところで今週は怒涛のZepp5days(親族含む)が開催されていたわけなのですが、

元々自分の金でチケットを取っていた17日のGISに加えて14日のDDDP、16日のフリーライブにも行けてしまったのです…!なんて贅沢。フォロワー様とタイミングに感謝。

 前回のブログで(未参戦にも関わらず)あれだけの内容を拡散してしまったので自分もちょっとかなりどきどきしながらの参戦だったんですけど、期待以上なところもあれば、予想外なところもあって。これ別に書き残さなくてもいいことなんだけれど、遠い未来に読み返して恥ずかしくなりたいし前回あれを書いたならやっぱ書かなくちゃなと思って書くことにしました。メンバーのパフォーマンス語りではなく(いずれ絶対やるけどね!)あくまで私自身の話です。

 

 

※かなり恥ずかしい話をしています。とっても。

※とみたん同担拒否の人はたぶん読まないほうがいいんじゃないかなぁと思う

 

 

 

ハロプロのオタクが男性アイドルのライブに初めて行った結果。

 

 

 

 わたしにとっての記念すべき初参戦現場となったDDDP初日。

落ち着いて見られるところをば…と探した結果PA卓の正面が空いてたのでそこにいたら、本番前にK'suke先生がいらっしゃって思わず何度も見てしまった(ギルハーの脳漿動画に沸いた世代)始まってすぐ花道正面までメンバーが来て、整番悪くてもここまで見えるんか…!と感動しました。二曲目くらいで隣にいたとみたん推しの方がこっち方向への指差しで見事に崩れ落ちてて面白かった…

 

 

 とか思ってるうちは余裕があったよね。

実際に目にした感想はやっぱり「画面の向こうの皆がここで生きてる…」でした。

画面がなくなった今、生身のオーラと輝きが半端なくてほんとに眩しかった。

大人数でやってるお祭り的な空気感、セトリも明るい曲が多くて、みんなが本当に楽しそうで笑顔に溢れてて、多幸感に溢れたライブでした。パラゴンちゃんたちやちょこぼちょこべびさん達はここまででかい箱では普段できないからなのかかなり緊張してるように見えて、逆にMeseMoa.のみんなはステージを120%楽しんでる感じで笑顔の端々に感慨深さみたいなものがあるきがした(勝手に解釈)。

 それはそうと、MeseMoa.以外のDDメンバーについては完全に初見だったせいで、わたしに搭載されてる初見のアーティストやグループを勝手に分析する機能が仕事してしまいMeseMoa.が見足りねぇ~!!でも明後日あるからいいや!とふわふわした気持ちで帰る。一日目終了。

 

 で、一日空いて8月16日はフリーライブ。14日よりも格段に人が集まっていて戦々恐々としていました。逆最前っていうのかな?二階席が屋根になってるエリアは古参の方たちだったのか声出しやノリがすごくてびっくり。MCも面白かったし何より念願のハロ曲が観られて本当に沸いた。Fantasyが始まるの後かな?場位置が3×3で並んだ時にイントロ始まる前から本能が口から出てみかんだと叫びましたほんとに良かった…あと意外とコールで声出しする人が少なくて(悲鳴はあるけど)それがちょっと意外だった。そして最後に突然の半径2メートル圏内まで接近するというイベントが発生しorz

 

 気が付かないふりしてたけどもうこの時点で色々と察していた女ドルオタは会場を出てから心の中で絶叫しました。

こりゃ恋にも落ちるわ!!!!!!!!!!!!!

 

 女ドルオタあるあるなのかもしれないんですけど、男性アイドルのオタクにいるガチ恋同担拒否というジャンルの人々については完全に他人ごとというか、馬鹿にしていたわけじゃないけど「絶対に叶わない恋する意味あるの…?」と軽視していたふしがあったことは否定できないし、自分は絶対にガチ恋にはならない謎の自信があったんですよね。そもそも私が動画で見てるときのメンタルっていうのはメンバーのギャップとか笑えるところに萌えたり燃えたりする、女ドルに対してとなんら変わらないスタンスだったんですけど。

 でもね~~~~~~~~~~~~~~~~~~わかるわ。実際に見ちゃったら違うのね。同じ世界に生きてると知ってしまった今、うまく説明出来ないんだけど、言葉を選ばずに言うと、自分の女の部分が目覚めちゃったかな~!!そうか~!!やっべー!!みたいな衝動でした。きももだね!

 具体的になにでそれを実感するかっていうと、前の方の人たちがライブ中に絡まれてたりとか、古参の人にしかわからないネタがあったりとか超羨ましくて、あとはtwitterで撮影会とかのレポを見ると本当に羨ましくて、嫉妬なのかな。初めてわたしの中に認知されたい欲が生まれたって自覚した時はほんとうにびっくりだった。薄ピンクのペンライトを振ってる、自分よりももっともっときれいなお姉さま方を見て自分にがっかりしたりもして、そんな自分を冷静に見てなんだこれなんだこれなんだこれなんだこれ!!!ってなった。

 だって今までわたしはライブでも必ず2階席で、声はそこそこ出してても何よりもパフォーマンスを見ることに重点を置いてたので(白服さんスタイル)、レス貰いたいとかも無かったんですよ。ほんと、男性アイドル舐めてたっていう気持ちが正直なところです。個人的にはもっとハロを推すときのようにスポ根の如く情熱とエモで推していきたい所存だったんですけど、そんな簡単にはいかなかった。

 

アイドルがみんなのものって、つらいこともあるんですね。

 

 ガチ恋無理勢もいると思うので最初に断っておくと、ほんとにいわゆる”ガチ恋”ではないです。毎朝リプ送りたいとか同担拒否とか全然思わないけど、でもなんていうか…友達になりたいっていうか、現状のわたしのような名もなきモブよりちょっと上の存在になりたい、もっと話したいし認知されたい、”わたしという存在に関心を持ってほしい”っていう気持ちが生まれたことがわたしにとって衝撃的な事実でした。

 あと、フリラが終わった時も、「「「これだけ…???」」」っていう気持ちだったの。これはパフォーマンスに不足があるとかじゃなくて、あそこまで頑張って背伸びしてたのにわたしメンバーに会えないで帰るの???なんで???みたいな。(おこがましいにも程がある)

 

 なんか、これが逆に接触を一切やらない、距離感のあるタイプのアイドルだったらそこまで考えなかったと思うんですよね。わたしの”関心を持ってほしい”に至るまでのメンタリティっていうのは、単純に推しだから会いたいという気持ちはもちろんあるけど、何より他の人は推しに認知されてるのにわたしはされてないのがつらいみたいな感じだったんですよ多分。twitterで他のイルミィさんたちとたくさん繋がれたのも今までにないことで結構影響あるかも。今まで他のハロオタの存在なんて意識したことなかった)これ女の怖い部分ってやつなのかなぁ。結構自己嫌悪がやばい。

 しかも、それを達成するためにはお金がかかるじゃないですか。わたしは欲求をずっと抱えてることがストレスになるタイプなので欲しい物はすぐに買うんですけど、一方でソシャゲとか終わりの見えないものには絶対課金したくないタイプでもあって、底の見えない接触沼にはほんとに入りたくなくて。

 

 まじかー!!自分まじかー!!って思いながら電車にのってた現場二日目でした。

 もうほんとショックだった。ハロ曲やライブで聴きたかった曲がいっぱい聴けた感動と同じくらいもやもやしてて、んぁ~すっきりしない!不完全燃焼!っていう気持ちだった。

 

 

 で、現場三日目。記憶に新しい、アプガ×こぶし×MissMoa.という前代未聞のイベントでしたね…

 これもうほんっっっっっっとに楽しみにしてたんですよ。自分の金でとったチケだからっていう思い入れもあるけどやっぱりハロとのコラボっていうのがでかいし、MissMoa.が何やらかしてくれるのか楽しみでしょうがなくて、こぶしのメンバーとMissMoa.の絡みを想像するだけで仕事中にニヤニヤが止まらないくらい楽しみでした。昨日までの葛藤はいったん置いといて、もうメンタルは完全にハロオタ。強火な男オタさん達が来ることが楽しみでしょうがなかった…っていうとなんか変ですけど、クラスの男子のノリが楽しいみたいな感じです。

 これまでの二日間を通して感じていたもうひとつの不完全燃焼が、意外とみんな静かなんだなってことで、これは多分比較的後ろの方だったわたしの整番の問題でもあるんですけど。結構いろんな人がいろんな楽しみ方をしてるんだなって感じで、それはそれで新鮮だった。わたしがハロの現場を好きな理由のひとつは、男子のノリに女子がついていって髪やメイクを気にせず一緒に雄たけびを上げるみたいなエモさと一体感だったんですけど、やっぱり接触があるからなのか大人しめなノリの人が結構多いなと思っていて。だから反動なのかわからないけどハロ現場のあの熱量を全身が欲していて、男オタさんたちに期待しかなかった。

 で、ライブ始まったわけなんだけれどもうね~~~!!!!

 まずアプガが来て、もうひたすらに眩しかった。相当厳しい道を歩んできて大人の女性へと成長した美女戦士な4人がひたすらにかっこよかったしそんな彼女らを姉と慕う(2)の初々しさも眩しくて泣けた。このアイドル戦国時代通り越して泥沼時代によくそんな険しい選択をしたなと思うと泣けた。つんくの曲、サビ前のBメロ?の語尾が上がるところがめちゃめちゃにつんく節。普通のポップスならもう半音か一音くらい下で止めるところをあえて上げるんだよね。好き。アッパーカットとアッパーレーは超楽しかった。ハロでもここまで出さねえってレベルで声だして既に相当温まってるのにこぶしファクトリー”明日テンキになあれ”。この曲は今こぶしが置かれている立場に重ねると本当に泣ける曲で。「天気」と「転機」をかけてるんですけど。こぶしは本当に楽曲に恵まれてるし技量も高くて、会場もはじめっから最高潮にならざるを得ない感じでしたね。周りの男オタさん達も総立ちになっててみんなで叫ぶのめっちゃ楽しかった。最後のシャララもすごく好きだしあれを歌っているメンバーの存在が尊い。”タイムリミットが来る前に行けるところまで行ってみよう”って全アイドルの覚悟よな~!

 で、MissMoa.のターンが来て、伝説の”セクボUターン”を生で見ました。

 ほんっっっっとうに楽しかった…Fantasy、わき愛、泣いちゃうかも、みかんに全力でコール入れて、男も女も関係なく一緒に叫ぶだけのあの一体感最高だった。嫌なこと全部忘れて絶叫してました。最後の大逆転ディーラーはちゃめちゃにかっこよかったね…!最後にあれで勝負してきたの本当に大逆転だったし真髄見せたるわ…!っていうメンバーの気迫がすごくて鳥肌立った。最後のしろf…ふくえ様がここ三日間で一番凄みとエロさ爆発してて息止まった。

 

 そんな感じでずっと二階席で死ぬほど盛り上がってたんですけど、やっぱ二階席は背伸びするようなストレスが少ないし、誰かを目で追うことに疲れなくて良かったです。物理的な距離はあるけど、その間に人がたくさんいるって感覚は一階よりもなくて、よりダイレクトに観られた気がしました。またZeppあったら2階がいいかなぁ。

 そして終演後は余韻にふわふわしながらけい子様の忠実な下僕はもちろん上々軍団の物販に並ぶよね~!!!娘。のメンバーがBDイベでお世話になってる五郎さん啓太さんと写真なんて全然魅力的だったし(佐藤優樹ちゃんの色点灯した公式ペンラと一緒に撮った)「二十歳」がいい曲だった。そしたらさぁ~~~~~~!!!!物販のフロアに男性限定全握のためにMissMoa.が舞い降りたのですよ…二度目の至近距離。

 男性陣と握手してるメンバーがほんとにうれしそうだったし楽しそうで、我がことのように嬉しかったです。他のメンバーが帰ったあともフロアに残ってたあおいくんに一瞬だったけどお礼が言えてほっとして、幸せに浸りながら帰路についた。

 

 これがわたしの怒涛の三日間でした。

 ほんとに文章にすると死にたくなるんだけどもこれを無視して先には進めないような気もして書いちゃった。これを世間では自爆というのだな…

 

 色々書いたけど、端的に言うと「私は推しを見ているのに、推しは私を見ていない」事実に直面して絶望したってことなんでしょうねきっと。(以前、どなたかの初接触レポを読んだ時も同じようなことが書いてあった気がしたのですがもはや接触に至る前にそれを味わっている…)

 17日は完全にハロコンでちゃんげろソニック的なノリで楽しめたので、14日16日は不慣れさやアウェイさもあったのかもなぁとか色々思ったり。…なんか文句言ってるみたいですし内容が内容だけに現場楽しくなかったの????って感じですけどほんっとうに楽しかったんですよツイート参照。メンバーと同じ空間を共有できて、一緒に盛り上がって、歌を生で聴けて、最強に楽しかった。特にDDDPの絶好調days,フリラのZENBU,17日のFantasyは最高だった。楽しかっただけにその先が欲しくなっちゃったってことなんだろうなぁ。それがわたしには初めての体験で違和感ありまくりだけど、でもこの気持ちはきっと歓迎するべきものなんでしょう。それだけ魅力を感じているってことなんだから。願わくば、他の人のことはあまり気にせずに、わたしのなかのわたしにとってのMeseMoa.を大切に応援していきたい、それで顔を覚えてもらえるくらいには距離を縮められたらいいなー。ダーリンの何分何秒のここがいいよね!って話がしたい。

 

 

 

 

 本当にこんなド新規の若造を輪に迎え入れてくださった皆様に感謝です。

 今までのブログの内容からかなり年齢を高めに見られているようなので早めに明かしておくとわたしはハロプロと同い年です。でも古参の方々が仲良くして下さり本当にありがたいです…

 あまり推敲もしていませんがこの機を逃すと恥ずかしぬから深夜のテンションでこっそり!今回は完全にわたしの話でしたがCDが集まったらもうちょっと音楽や生歌の話がしたい(書き溜めてる)その際は是非お付き合いくださいませ。

 

こんな駄文を読んで下さり感謝です。

合宿行ってきます

2018.8.18

なつい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロプロのオタクが伝えたい、ライブに行くことの価値

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 はじめましての方ははじめまして。なついと言います。ハロプロのオタクを5年くらいやっていて、10日ちょいくらい前にMeseMoa.の沼に飛び込んだド新規です。

 彼らの武道館に立ちたいという夢のために自分が出来ることはこの情熱を伝えることだけだ!と書き殴ったら想像以上にたくさんの方から反響があって、とてもとても嬉しいです。アクセス数が4ケタになったの見て心臓吐きそうになりました。
 無責任なことを言うと、嬉しいと同時に正直怖いです。わたしは一介のアイドルオタクで、自分から発信することに関しては完全に素人です。アイドルを好きになる気持ちの在り方って何パターンも、それこそファンの数だけ存在するはずだからこそ、だれかを否定することになってたら嫌だし。多くの人と発信者と読者という形で関わるということは、自意識過剰な言い方をすればもしかしたらどこかからバッシングを受けることになるかもしれないし。
 もし、「それはMeseMoa.のためになることじゃない!」って誰かに言われてしまったら、それで自分の今持ってる、MeseMoa.を応援したいという気持ちが万が一、億に一でもぽっきり折れてしまったらどうしようって思ったら本当に怖い。
 もともとわたしは音楽に限らず色んなコンテンツで、メディア露出の多いメジャーなアーティストよりも、SNSや投稿サイトを中心に活動する方々の作品を楽しむことが多い人間なので、たった一人のバッシングやある種の”正論”に負けて活動を自粛したアーティストを何人も見てきました。たくさんの方々に読んでもらえるのは本当に嬉しいことだけど、それで自分が折れるリスクを背負うのも怖いし、わたしが勝手に喧々囂々書いて発信することで、もしMeseMoa.がバッシングを受けたり嫌な印象を持たれたら。
 自殺ものですよねドルオタとしては。
たかが二回のブログで何偉そうなこと言ってんだって感じですけど、ビビりでチキンな生き物は常に予防線を張らないと生きていけない。
 
 と、色々葛藤したんですけど。

 でもさー…。今までみた動画やブログの数々を思い出してオタクは考えた。他ならぬMeseMoa.こそ、そういう死線を幾度となく潜り抜けてきたと思うんだよ。
 そもそも一介の踊り手がオリジナル曲出して自称アイドル?しかもそれを仕事にする?せっかく中野サンプラザまで行ったのに名前変える?
 男同士のkissで売り出す?女装で本物の女性アイドルと共演?
 死線しかねぇよ。でも全部最高だった。
 
 オタクは思った。推しに恥じぬ生き方をしたい。
 


 ということなので、わたしの些細な悩みは心のすみっこでくすぶらせておくことにして、初心を忘れず思いのままに書き殴っていきたいと思います。
 
 ※ここからはお願いを兼ねた注意事項なのですが、当方MeseMoa.に沼って2週間経ってないド新規中のド新規です。現場もまだです(8月17日チケ取れました)。ファンクラブもまだです(9月に帰省して生活費が浮くので今月末を予定…)。でも好き!という情熱が止まらないので書くことにしました。正直何をやらかすかわかりません。自分で自分が不安です。もし、この記事や今後のブログ内容で事実と違う内容があったり、その言い方はちょっと違うんじゃないの…?と思われた方がいましたら、指摘の方をDMに寄せて下さるとありがたいです。リプでも大丈夫ですが、TLを乱してしまうかなと思うので…
 読んだ感想はリプで大丈夫ですブクマしたいので…!!!今まで下さったかた本当にありがとうございます!!

 以上、一介のオタクのちょっとした覚悟。
 さあ語ろうじゃないかー!!!わたしたちの推しを!!!








 ハロプロのオタクが伝えたい、ライブに行くことの価値。






 
 いやお前、次はメンバー語りするって言ってたじゃん…と思われた方へ。ほんとそれな!
 とりあえず思いのままに書こうと思って白服さんから書き始めたら、3000字を超えた上自分でもちょっと混乱してきました。9人まとめて一つの記事にしたいけど無理だった。
 それに、いくら好きでもやっぱりまだ日が浅いので知らないことが多分いっぱいあるし、何よりライブを見ないことには、と思って。
 恋は足し算引き算か、という命題をご存知でしょうか。恋愛は相手に対して足し算が出来ればいいが、引き算になってしまうと終わるって話で。つまり、「相手のここが好き」を積み重ねていければいいんだけど、「相手のここが嫌い」を重ねていってしまうと駄目なんですよ。当たり前のこと言ってるようだけど、これって片思い期間が長ければ長いほど後者に傾きやすいんですよね。何故ならどんどん相手を美化して「自分の理想の人」にすり替えてしまうから。
 アイドルも一緒なんじゃないかなと…特にわたしのような考察型の語りたがりは。だからまずはライブに行って、本物のMeseMoa.と自分の時空を同期出来たら色々考えようと思います。



 てなわけで、ライブの話です。この内容にした理由は、先日上がったTempestのリプ欄に「在宅だからライブ動画が見れて嬉しい!」というコメントをたくさん見て何というか…魂が煮えたからです。ライブに限らず、「好きなアーティストに課金すること」について、拡散の勢いがあるうちに発信しておきたい所存です。


 そのためにまず、私のハロオタ歴について軽く説明させてください。(ちゃんとMeseMoa.の話するから!すぐ終わるから!)
 わたしはだいたい90年代後半生まれなので、その世代のハロオタにありがちなようにミニモニ。が好きでした。が、それはまぁ流行ってたからで、
 アイドルとしてモーニング娘。をちゃんと見たのは中学生の時、モーニング娘。の五期加入くらいまでを描いた『娘。物語』という少女漫画をブックオフで読んだ時でした。それで、何期に誰がいるとかを何となく覚えたけどそれだけ。当時は三次元にほんとに興味が無くて、ニコ動のランキングとネットゲームとアニメと漫画しか見てなかったよ…。数年後がこれだから人生はどう転ぶかわからんな!
 時は流れ2013年、6期メンバー田中れいなの卒業シングル『ブレインストーミング』で娘。はとある歌番組に出演するのですが、たまたまそれを見て衣装が可愛かったので検索して、当時の楽曲をよく聴くようになりました。そのあたりでニコ動からyoutubeに趣味が一気にシフトしたこともあって、ひたすら過去の動画を漁ってはこれは何期の誰で…というのを繰り返してました。
 わたしは音楽それ自体が結構好きで、楽器を習っていたこともあって、好みにはかなりうるさいと勝手に自負してるのですが、ハロプロの楽曲ってどれも質がいいんですよね。
実力がある人に歌割を振っていることもあって聴きごたえがあるし、何よりジャンルに囚われないバラエティ豊かさが魅力です。EDMからブリブリのアイドル曲まで色々あるんですけどとにかくはずれが少なかったので「ハロプロの曲をyoutubeで発掘して聞くのが趣味」みたいな状況が一年くらい続きました。そういう中で出会ってしまった、運命の動画がこちら。


youtube.com

 冒頭で歌っている美女、モーニング娘。4期メンバーで当時リーダーの吉澤ひとみさんです。
もうね…美しすぎてどうしたらいいかわからんかった。ひとめぼれだった。こんなきれいな人がアイドルなの⁉って気持ちだったし、そんな人が悲哀と怒りに満ち溢れた『シャボン玉』を歌ってるもんだからなんかドラマを見てるみたいだった。強烈な感覚だったのですよ。とりあえず、あらゆる動画の美しい吉澤さんのカットをスクショしまくって、映像見まくって、今みたいに爆発し周囲に情熱を吐き散らかしていたのですけど。

 でもね、吉澤さんて既に2007年に卒業してる方なんですよ。
 好きになったけど、アイドルの吉澤さんにはもう一生会えない…つまり永遠の片思いだよ。
 吉澤さんは芸能界を引退したわけではないので、見ようと思えば見られるし会える。インスタもフォローしたよ。でも、好きになったのは現役アイドルの、当時のメンバーを率いてる吉澤さんだったから。
 どうやったって過去には戻れないしライブに行くことも応援することも出来ない、それが歯がゆいなんて例えじゃ甘すぎるくらい悔しかったです。
 あぁわたしこのライブの空気感に浸ること一生できないんだ…って思うだけでもう泣いた。(ちなみにライサバ横アリに対してもそう思ってる)

 長々と自分語りしましたが、要するに。推しが生きてるうちにライブに行ってくれ。

 変な言い方だけど、活動中のアイドルに出会えてリアルタイムで応援できることって、ほんとにほんとに貴重で素晴らしいことだと思うんです。
 youtubeの功罪みたいなものについて最初の記事でも少し触れたんですが、今は画面越しなら時空を超えられる時代なんですよ。だから「引退したアイドルを推し始める」みたいな奇妙な現象も起こりうる。(解散した℃-uteのMVのリプ欄が墓場になってて心底同情した)でも、それってまさに功罪ですよね。出会えたけど、片思いは絶対叶わないんだもの。
 わたし、まさに今現在リアルタイムで頑張ってるMeseMoa.に間に合ってほんとに良かったと思ってます。ほんとに。今まで散々関連動画のサムネをスルーしてきたのも、あの時あの瞬間ダーリンに出会うための布石だったと思うことにしてる。人には人のタイミングが用意されてるんじゃないかな。そりゃ好きになった今ではもっと前から応援してたかった気持ちMAXだけど!
 とにかく、MeseMoa.がリアルタイムで活動してるタイミングでMeseMoa.に出会えて好きになれていることがどんなに奇跡的で素晴らしいかって皆さんにわかってほしい。推しと同じ時空をファンとして生きていられることが奇跡だってわかってほしい。だからこそ後悔しないために、ライブに行こ!

 MeseMoa.は動画コンテンツがかなり充実してるので、在宅でも十分楽しめるアイドルだと思います。現に、中野サンプラザまで〇〇日シリーズはほんとに優秀だよ…公式に感謝しかない。歩いた軌跡を新規にもちゃんと辿らせてくれるなんてさすがオタクの作ったグループ。オタクの欲しい物がわかってるよね…でも。
 お金は誰だって有限だし、地方に住んでるファンも多いと思います。いずれは行こうと思っても踏み切れない方とか、とにかく色々理由はあると思う。
だけど、推しはいつまでも動画をあげてくれるわけじゃないです。こればかりはメンバー代謝の激しい女性アイドルのオタクとして言いたいけど、推しは必ず卒業する。
 男性アイドルは女性アイドルと違って卒業はしないという話は確かにある。女性よりは男性の方が年齢を重ねてもいわゆる”劣化”が現れにくいのもわかる。でも、ジャ〇ーズは事務所ががっちりつかんでる知名度や出演枠があってこそ所属タレントを長生きさせてるのであって、その法則がMeseMoa.に適用されるかなんてわからないよ。5年先か10年先か、もしかしたら卒業や解散という形でなくたって活動ペースを落とすことも十分に考えられるよね(ニコ動全盛期の歌い手の方々はその傾向が強い)。その時絶対、「あぁ、あの時代の空気感を肌で感じていたかったな」って思うはずなんです。これほんとに悲劇だから…生まれる前から墓が立ってるみたいな話よ。
 だから、在宅組のみんな。一歩踏み出してライブに行ってくれ!後悔しないために。

 
 そして、ここからちょっと複雑になるのですけど。まず、ライブっていうものの一般的な価値の話。
 今って、CDとか本とかアナログなものの売れ行きは悪くなるばっかりなんですよね。特に出版は業界そのものの頭の固さもあってまじで紙は売れてない。正直書籍っていうコンテンツ自体が、お金が入らなさ過ぎて危ういらしい。じゃあ音楽はどうかっていうと、本ほどの落ち込みではないもののCDはあんまり売れてなくて、でも業界そのものはむしろ盛り上がってるらしい。理由はいろいろあるのだけど一つには、ライブの価値が見直されてきたことがあるそうです(以上教授の受け売り)。音源を動画サイトで簡単に視聴できるぶん、生で体感できるライブっていうものの価値が相対的に高まってきたってことだそうな。モーニング娘。が20年の歴史でまさにその現象を顕してて、ほとんどCD何百万枚のセールスとメディア露出だけで売ってたのが今や年間150公演だっけ?(正確なソース不明、)娘。はMVはもちろんライブ動画も公式やファンの手によってほとんどyoutubeに上げられてるのでライブに行かなくても内容は必ず映像で後追いできるにも拘わらず、年4回武道館公演やってキャパ全部埋めてるんです。
 ライブに行ったことが無い人なら、「推しをMVで見る」ことと「ライブで見る」ことの違いってあんまり実感できないかもしれないですけど、行ったことある方なら絶対わかるはず。ライブの魅力って、推しの生パフォーマンス以上に「一体感」じゃないですか。
 ライブ行ったことがない人、思い出してほしい。運動会とか部活の大会で、みんなで声張って応援するあの快感。学園祭前日のクラスの、みんなが目標に向かって一つになっていってる快感。ライブの魅力って、たくさんの仲間がいることを実感できて、一緒に推しを応援できるっていうあの独特の一体感、エモさの中にあるんです。それ、動画じゃ絶対体験できないです。いやいや推しじゃなくてファンを見てどうすんだって思うかもですけど、推しがこんなにたくさんの人を魅了しているという事実に泣いて新たな推しの尊さを知れます。 ※注意が多くて大変申し訳ないんですけど当方まだMeseMoa.の現場未参戦です。ライブについて色々語ってますが現場の雰囲気に関しては完璧に想像で語ってる部分があります。もし以下の内容と実際の現場の雰囲気があまりにかけ離れていたら迅速にDMお願いします



 わたしが初めて行った推しの現場は娘。のサンシャイン噴水広場のリリイベで、3階のステージ後方というドクソ見づらい位置だったんですけど。
 娘。が姿を現した途端「あれ…ほんとに同じ世界に生きてたんだ…フィクションじゃないんだ…」で崩れ落ちて泣きました。
 そして、同じハロオタの方々が店舗前から四階まで埋まるほど集合してペンライトを振ってるところを見て泣きました。推しを応援してくれてる人、仲間がこんなにたくさんいるんだ…‼っていう感情の嵐。
一生ハロオタでいられるかはわからないけど、一生忘れられないグループだと思う。
 

 ライブ、過激なオタクもいるかもしれないしコール&レスポンスがわからないかもしれないけど、優しい世界です。というか優しくあるべき。MeseMoa.はまだ行ってないけど
 ここからめっちゃ大事な話。MeseMoa.、正直こんなに生歌で踊れると思ってなかったです。初期のライブ動画を見るに、メンバーは想像できないほど努力してると思う。その努力が、ライブパフォーマンスのレベルを上げるためっていうひとつの解釈は間違ってないと思うんですよ。だからこそ、メンバーの思いに応えなきゃいけないと思う。
 そもそもMeseMoa.の目標って武道館じゃないですか。ライブステージを目標に据えてる。それってつまり、ライブに来るファンが増えないと叶わない夢であると同時に、ライブでやってくぞってことの決意表明なのかなとも思ってる。武道館のキャパはおおよそ15000人、MeseMoa.youtubeアカウントの登録者数は15万人。でも今年のMazeツアーファイナルのドームシティホールは3000人。運営が埋められると見込んだキャパがその規模ってことです。ライブに課金してるイルミィの皆さんはほんとに胸張ってほしい。尊敬します。
 武道館を目指すって、めちゃめちゃ厳しくて険しい道のりです。キャパ37000人のさいたまスーパーアリーナを120%埋めて去年解散した℃-uteが初めて武道館に立ったのは、結成して9年目です。白服さんは冗談で夢をばらまく人じゃないと思います。どれだけの覚悟をしているのか想像してほしい。
 在宅組の方を悪く言ってるつもりは毛頭ないです。在宅組の方でもCDやグッズに課金してる人はいっぱいいると思うし、それはMeseMoa.が活動を広げるためにすごく価値があることで、チケ取ったとはいえまだ何もできてない私より全然すごいです。在宅するにも人それぞれ色んな事情があるはずだし、わたしもハロオタとしてはまだ在宅歴の方が長くて、佐藤優樹の2016春「愛して愛して後一分」を見て今の娘。を現場で感じることを決心したので、何度か書いてるけどやっぱり人には人のタイミングがあるんだと思う。でも、在宅組が現場に行くことがどれだけMeseMoa.にとって意味があるかってことはわかってほしいし、絶対後悔しないんじゃないかなと思う。
 ライブの倍率上がるだけでどうせ枠取れないとか言ってるそこのあなた!倍率が上がれば次のツアーのキャパが上がります。とにかくライブに行きたいという意思を運営に伝えなきゃいけないんですよ。ツアー全通とかそういう話じゃなくて、可能な範囲で、わたしみたいに新ジャンルいきなりは怖いから半分がホームのハロプロとコラボするイベントにしよう…とか、最初は引き気味なくらいでもいいと思う…。単独参戦無理って人もいるかもだけど、ハロに限って言えば多数派ではないけど全然平気で、むしろ自分のペースとテンションで見れるからいいなって思った。行っちゃえばどうとでもなるもんよ多分。




 見たくないですか?推しが武道館のステージで歌ってる姿。

 何度か行ってるけど、武道館っていいステージなんです。狭すぎず広すぎず、円形で高さがあるので座席格差も生じにくいし、ペンライトで埋まると光で包まれた感じになるの、SSAや横アリとも違う良さがある。
 わたしは武道館の真ん中のステージで踊ってるメンバー、広いステージでのびのび歌ってるとみたんを見てから死にたいです。


①推しと同じ時を生きてるあなたが後悔しないために、
②動画じゃぜったいわからない推しの尊さを知るために、
MeseMoa.の夢を叶えるためにライブに行こう!!!わたしも行くから!






最後に、武道館の雰囲気がよくわかるライブ動画を貼っておきます。
youtube.com

youtube.com


是非妄想に使ってください。
娘。のライブ動画にMeseMoa.を重ねてニヤニヤすることがここ最近のマイブームです。
(二本目のやつはむすめん。がカバーした曲が数曲メドレーに入ってるので是非。)

それと、去年の冬くらいに話題になっていた、”課金するファンが優遇されるのはアリか無しか”についてAAAの日高さんが書いたブログが本当にすごいので、この記事の主旨とは若干ずれますが是非読んで欲しいです。
ameblo.jp




ここまで書いたけど情熱が迸りすぎてめっちゃくどい文章ですね。ハロオタなことでマウント取ってるうざい新規と思われてもしょうがない内容だと思います。
白服さんの部屋並に整理されてない文章で申し訳ないです←
でも、これをきっかけに誰かに何か起こってくれたら嬉しい…!

 2018.08.02




 
 
 

悪ふざけじゃない、TIFは目前。

はじめましての方ははじめまして。なついと申します。東京近郊在住の成人の女、ハロプロオタク歴5年目、Mesemoa.オタク歴11日目に突入しました。

 前回、わたしなりにMesemoa.との出会いを文章にしたらフォロワーさんに読んでくださった方がいらっしゃいまして、テンションがぶち上がったので2本続けて投稿します。


 そんな私、8月17日のODESSEY PRESENTS GIRLS IDOL SPLASH!!にて現場デビューしてきます。なんとハロプロとの共演という、私にとっては非常にホームな環境。というわけで兼オタとしては、是非ハロプロのオタクの方々にも今回共演する謎に包まれたグループ…そう、Missmoa.(みすもあ)のことを知ってほしい!という思いで情熱に身を任せ書ききりました。ハロオタにMissmoa.を紹介するスタンスの記事ですが、ハロオタでない方でも面白くなくはないはず(多分)ですのでよろしければ読んでいってくださいませ。






悪ふざけじゃない、TIFは目前。





 このTIFっていうのはTOKYO IDOL FESTIVALの略で、つまり女性アイドルのフェスです。ハロプロからはつばきファクトリーこぶしファクトリー、去年はレジェンド枠として℃-uteを卒業した岡井千聖ちゃんなんかが出てました。


そう、女性アイドルのイベントなのですよ…



※ここまで読んで察したイルミィの皆さんいらっしゃるかと思いますが、書きたい内容の都合上、親族の皆様に関する''暗黙の了解''をぶち破っていきますので地雷になる方はブラウザバックをお願い致します。












  このTIFを本気で目指している、男性アイドルグループもとい女装アイドルグループ。それが、Missmoa.(みすもあ)です。
  暗黙の了解を無視して説明してしまうと、ハロオタ男子が中心になって結成された男性アイドルグループMesemoa.(めせもあ)のメンバーの「本気の女装」によって生み出された''女性アイドルグループ''であり、昨年10月31日に衝撃のデビューを果たして以降、いくつかのイベントに出演し注目を集めているみたいです。なにぶんド新規なので現場に立ち会えていないのですが、Girl's neon Live!にも出演しており、今年8月25日のアイドル博覧会@JAMにも出演が決定しています。両者とも出演者はほぼ全員女性。
 つまり、世間からは完全に女性アイドルとして扱われているのですよ…
 ※中の人は男性アイドルです






  Missmoa.メンバーのプロフィールについて書き始めると終わりが見えないので取り急ぎ簡単に載せますが、


f:id:lovers0708:20180731031748j:plainf:id:lovers0708:20180731031812j:plainf:id:lovers0708:20180731031814j:plain


こんな感じ。
女ってなんだっけ…
※中の人は男性アイドルです





 それぞれ中の人とは違う細かいプロフィールを持っており(NY在住だったり室町時代から来てたり究極の美少女の概念体だったりetc)、twitterアカウントまで持ってるというディテールの細かさ。






自己紹介動画
www.youtube.com



 MCを見てもらえればわかるかと思いますが、完全に女子になりきっているというよりは''女装''であることを若干ネタにしてるような節もある。普通の女性だったらやらないような過剰な仕草とかね。そこが魅力でもあるんだけど。

 そんなわけでこのMissmoa.ちゃんたち、ただの男子の悪ふざけって思うじゃん?ハロウィンの仮装の延長って思うじゃん?

違うんや…







 ここからはハロプロオタクの目線から見た、Missmoaちゃん達の実力と魅力について語りたい。

 先程も書きましたが、暗黙の了解を破って言ってしまうとMesemoa=Missmoaなので、Missmoaの実力だってそりゃMesemoaじゃんと思われるかもしれない。いやその通りなんだけど、女性アイドルオタクとしてはこう言いたい。
Missmoaになって初めて発揮される、Mesemoaの秘められた実力。
  これを説明するためには、母体であるMesemoa.(旧むすめん。)の誕生経緯について知ってもらう必要があるのだけど、そもそもMesemoa.というのはハロー!プロジェクトのファンが集まってモーニング娘。の楽曲「恋愛ハンター」を振りコピしたことをきっかけに結成されたグループで、最初はライブのセトリもほとんどがハロプロ楽曲の振りコピ。動画に上がっているだけしかわからないのだけど、娘。はさることながらベリキュー、アンジュ、スマイレージ、たんぽぽやプッチモニなど往年の名曲から'14の曲までかなりの数をコピーしてきた様子。
 他にもTWICEの曲を踊ったりだとか…そう。実はMesemoa.女性アイドルの振り付けで育ったグループなんですよね。(それってもうハロプロなのでは…?と思わざるを得ないオタク)今でこそオリジナル曲が主力で、元踊り手としてのダンススキルが活かされたかっこいい楽曲が目立つけど、過去のライブを見るとセトリのほとんどがハロプロってこともざらにある。

 そんな経歴を持つ彼らだからこそ、Missmoa.で実力を発揮できるのだと思う。
と、わたしが勝手に確信したのはこの動画の冒頭「むしゃむしょさんきゅー」と、2曲目「曖昧ジゴロ」の1:00あたりからの白鳥ふくえ様(センター)の動き。

www.youtube.com



  この動画ね…まず一曲目の「むしゃむしょさんきゅー」。何だこれ。可愛すぎんか。頭おかしい(褒めてる)
 踊りがもう完全に女子。完璧。最高。(語彙力
 冒頭のとみtn…とみたけい子様の雄々しすぎる煽りからのギャップが素晴らしい…。個人的に出頭のふくえ様→あかねちゃん→2子ちゃんが最高にかわいい。


 そして、問題の「曖昧ジゴロ」。

 何だこれ。ハロプロかな?
 わたしはハロプロのオタクなので、何それ褒めてない!と思われる方がいたら大変申し訳ないのですが、最大級に褒めてます。生歌ライブに耐えうる歌唱力、男性顔負けの(男性だけど)キレキレのダンスパフォーマンスと言えば女性アイドルはやっぱりハロプロ、あとは東京女子流とかかな。
特に1:00~あたりからの白鳥ふくえ様の動き、やばい。仕草とか身のこなし、もう本物。例えるなら高橋愛とか鈴木愛理の貫禄。(ふたりはハロプロ20年の中でも屈指のエースです) (…白鳥ふくえ様の中の人は筋金入りのハロオタなので、もしかしたら色々研究したのかもしれないけど。)
 この曲はMissmoa.ではなくMesemoa.のオリジナル曲なので、当然男性が歌い踊ることを想定した構成なのに、みんな全然痛々しくなく、かといって迫力負けもしてない。
 こういう一見お遊びって、「女装してるというギャグ的な面白さ」で終わっちゃうパターンがありがちだと思うんですよ。でも、そこで終わらない全力で本物のパフォーマンス、特殊な道程を歩んできたMesemoa.だからこそできるものだと本当に思う。
 いわゆる女性アイドルとも、Mesemoa.とも違う新しい魅力がある…。
 
 
とにかく、今までMesemoa.とむすめん。が積み重ねてきた数々の「踊ってみた」がここに来てまさかの形で成果を見せているような気がします。


www.youtube.com



 そもそも中の人であるMesemoa.は、いわば”後天性アイドル”であるものの、ダンスと歌を中心に5年以上活動しているわけで。ライブは当然生歌だし、ぶっちゃけぷんちゃんが言ってたような「男性版ハロプロ」にふさわしい実力をすでに獲得しているんですよね。だからMissmoa.の実力もまた然り。
正直、絶ッッッッッッ対ハロオタの好みだと思うんだよなぁ…


なんでこの記事、ド頭からいちいちハロプロと絡めて書くかっていうと、なんとMissmoa.とハロプロ、ついに共演するんですよね‼‼‼‼
ody-inc.com

 チケット取れた瞬間から、どうやったらMissmoa.がZeppで爪痕残せるかずっと考えてて夜も眠れない。
 いや、兼オタとして言うけどこの構図はやばすぎる。胸を張って言えるよ。(いや、め。本家より先に共演しちゃっていいんかい!?という複雑な気持ちはあるけど)
こぶしファクトリー、アプガっていうのはデビュー前から研修生として研鑽を積んだ中でも選りすぐりのメンバーが選ばれたユニットなので、バキバキに踊るし生歌どころか生アカペラ、ボイパもこなす超パフォーマンス特化型グループなのです。
www.youtube.com

 でもね、今のMesemoa.もといMissmoa.なら負けないと思う。むしろ、ハロオタという強力な味方を得る大チャンスだと思う。
 ハロオタという生き物は、アイドルの枠を超えたパフォーマンス能力がありながらテレビ露出が少ないというコンプレックスがある分、自陣のアイドルのパフォーマンスにものすごいプライドを持ってます。多分アイドルオタク界の中でも屈指のプライド高い連中だと思う(自分も)。その分、しっかり踊りながら生歌披露できるアイドルやアーティストをリスペクトしてる面もあって。(先日のDA PUMP再ブレイクにはその心理も働いてると思う)加えて団結力が高く、身内同士の連帯が強い。だからこそ、味方に出来たら最高だと思う。そう、チャンスなんだよ。アプガとこぶしのファンがどれくらい来るかわからないけど、男性が多数になるのはおそらく間違いないので、内輪ネタに走りすぎないコント的な面白さ、そしてかわいいとかっこいいのパフォーマンスのギャップをお届け出来たら優勝だと思う。ハロオタはブリブリの美少女にロックバンドみたいな歌唱をさせるのが大好物なので、この手のギャップは絶対刺さるんじゃないかと思ってるんだけどな…
 
 さらにこれは個人的な趣味の話なんだけれど、女装した男性って本物の女性には出せない魅力がありますよね。
 一時期原宿の某ショッピングモールでバイトしたことがあって、ロングヘアにショートパンツ、ピンヒールのサイハイブーツを履いた超絶美女な男性の方々と接する機会があってからつくづくそう思っている。女は女を装えないんですよ。男性だからこそ装える、女性的な色気がある気がする。男性的な骨格と、女性的なヘアメイクやファッションが上手く調和すると新たな美が完成するというか。良い意味で『化け物』と言いますか。白鳥ふくえ様が限りなく女性に近づけた美なら、そういう化け物的な美がとみたけい子様だと思ってます。あの肩幅、あの小顔、あの美貌から発せられる、隠す気もないドスの効いた歌声がめちゃめちゃに好きです。とみたんとは全然違うベクトルで好き。中毒性あるわ…
 そういうことを踏まえて考えてみると、Missmoa.って男性でも女性でもない前人未踏の新カテゴリーに属するアイドルなわけで、ある意味では競争相手がいない。それってめっちゃ将来性あるってことだよ…ジャ〇ーズが牛耳ってる男性アイドル界に比べたらほんとにね。完全に私情の入った予想だけど、Missmoa.今後の売り出し方次第ではかなりいいとこまで行くんじゃないかな。女装していながら女装負けしない実力を持ってるんだからさ。
 今年、さいたまスーパーアリーナで行われる@JAMで爪痕残せれば、まじで来年のTIFはあると思うよ。SSAなんて武道館の何倍だよ…

TIF、夢じゃないよ!


8月17日zepp divercity tokyo、ハロオタサイドでMesemoa.の存在はそこまでメジャーではない分、絶対驚かせられると思う。両者にとって歴史に残る日となることを信じて参戦してきます。





ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
今更ですが、ですます調が入り混じっていて非常に読みにくいですね。





※Mesemoaメンバーがアップロードした画像はSNS上でのみ自由に利用できると公式サイトには書いてあったのですが、ブログってSNSに入るんでしょうか…非営利目的なら大丈夫かな…


2018.7.31

悪ふざけじゃない、TIFは目前。

はじめましての方ははじめまして。なついと申します。東京近郊在住の成人の女、ハロプロオタク歴5年目、Mesemoa.オタク歴11日目に突入しました。

 前回、わたしなりにMesemoa.との出会いを文章にしたらフォロワーさんに読んでくださった方がいらっしゃいまして、テンションがぶち上がったので2本続けて投稿します。


 そんな私、8月17日のODESSEY PRESENTS GIRLS IDOL SPLASH!!にて現場デビューしてきます。なんとハロプロとの共演という、私にとっては非常にホームな環境。というわけで兼オタとしては、是非ハロプロのオタクの方々にも今回共演する謎に包まれたグループ…そう、Missmoa.(みすもあ)のことを知ってほしい!という思いで情熱に身を任せ書ききりました。ハロオタにMissmoa.を紹介するスタンスの記事ですが、ハロオタでない方でも面白くなくはないはず(多分)ですのでよろしければ読んでいってくださいませ。






悪ふざけじゃない、TIFは目前。





 このTIFっていうのはTOKYO IDOL FESTIVALの略で、つまり女性アイドルのフェスです。ハロプロからはつばきファクトリーこぶしファクトリー、去年はレジェンド枠として℃-uteを卒業した岡井千聖ちゃんなんかが出てました。


そう、女性アイドルのイベントなのですよ…



※ここまで読んで察したイルミィの皆さんいらっしゃるかと思いますが、書きたい内容の都合上、親族の皆様に関する''暗黙の了解''をぶち破っていきますので地雷になる方はブラウザバックをお願い致します。












  このTIFを本気で目指している、男性アイドルグループもとい女装アイドルグループ。それが、Missmoa.(みすもあ)です。
  暗黙の了解を無視して説明してしまうと、ハロオタ男子が中心になって結成された男性アイドルグループMesemoa.(めせもあ)のメンバーの「本気の女装」によって生み出された''女性アイドルグループ''であり、昨年10月31日に衝撃のデビューを果たして以降、いくつかのイベントに出演し注目を集めているみたいです。なにぶんド新規なので現場に立ち会えていないのですが、Girl's neon Live!にも出演しており、今年8月25日のアイドル博覧会@JAMにも出演が決定しています。両者とも出演者はほぼ全員女性。
 つまり、世間からは完全に女性アイドルとして扱われているのですよ…
 ※中の人は男性アイドルです






  Missmoa.メンバーのプロフィールについて書き始めると終わりが見えないので取り急ぎ簡単に載せますが、


f:id:lovers0708:20180731031748j:plainf:id:lovers0708:20180731031812j:plainf:id:lovers0708:20180731031814j:plain


こんな感じ。
女ってなんだっけ…
※中の人は男性アイドルです





 それぞれ中の人とは違う細かいプロフィールを持っており(NY在住だったり室町時代から来てたり究極の美少女の概念体だったりetc)、twitterアカウントまで持ってるというディテールの細かさ。






自己紹介動画
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 MCを見てもらえればわかるかと思いますが、完全に女子になりきっているというよりは''女装''であることを若干ネタにしてるような節もある。普通の女性だったらやらないような過剰な仕草とかね。そこが魅力でもあるんだけど。

 そんなわけでこのMissmoa.ちゃんたち、ただの男子の悪ふざけって思うじゃん?ハロウィンの仮装の延長って思うじゃん?

違うんや…







 ここからはハロプロオタクの目線から見た、Missmoaちゃん達の実力と魅力について語りたい。

 先程も書きましたが、暗黙の了解を破って言ってしまうとMesemoa=Missmoaなので、Missmoaの実力だってそりゃMesemoaじゃんと思われるかもしれない。いやその通りなんだけど、女性アイドルオタクとしてはこう言いたい。
Missmoaになって初めて発揮される、Mesemoaの秘められた実力。
  これを説明するためには、母体であるMesemoa.(旧むすめん。)の誕生経緯について知ってもらう必要があるのだけど、そもそもMesemoa.というのはハロー!プロジェクトのファンが集まってモーニング娘。の楽曲「恋愛ハンター」を振りコピしたことをきっかけに結成されたグループで、最初はライブのセトリもほとんどがハロプロ楽曲の振りコピ。動画に上がっているだけしかわからないのだけど、娘。はさることながらベリキュー、アンジュ、スマイレージ、たんぽぽやプッチモニなど往年の名曲から'14の曲までかなりの数をコピーしてきた様子。
 他にもTWICEの曲を踊ったりだとか…そう。実はMesemoa.女性アイドルの振り付けで育ったグループなんですよね。(それってもうハロプロなのでは…?と思わざるを得ないオタク)今でこそオリジナル曲が主力で、元踊り手としてのダンススキルが活かされたかっこいい楽曲が目立つけど、過去のライブを見るとセトリのほとんどがハロプロってこともざらにある。

 そんな経歴を持つ彼らだからこそ、Missmoa.で実力を発揮できるのだと思う。
と、わたしが勝手に確信したのはこの動画の冒頭「むしゃむしょさんきゅー」と、2曲目「曖昧ジゴロ」の1:00あたりからの白鳥ふくえ様(センター)の動き。

www.youtube.com



  この動画ね…まず一曲目の「むしゃむしょさんきゅー」。何だこれ。可愛すぎんか。頭おかしい(褒めてる)
 踊りがもう完全に女子。完璧。最高。(語彙力
 冒頭のとみtn…とみたけい子様の雄々しすぎる煽りからのギャップが素晴らしい…。個人的に出頭のふくえ様→あかねちゃん→2子ちゃんが最高にかわいい。


 そして、問題の「曖昧ジゴロ」。

 何だこれ。ハロプロかな?
 わたしはハロプロのオタクなので、何それ褒めてない!と思われる方がいたら大変申し訳ないのですが、最大級に褒めてます。生歌ライブに耐えうる歌唱力、男性顔負けの(男性だけど)キレキレのダンスパフォーマンスと言えば女性アイドルはやっぱりハロプロ、あとは東京女子流とかかな。
特に1:00~あたりからの白鳥ふくえ様の動き、やばい。仕草とか身のこなし、もう本物。例えるなら高橋愛とか鈴木愛理の貫禄。(ふたりはハロプロ20年の中でも屈指のエースです) (…白鳥ふくえ様の中の人は筋金入りのハロオタなので、もしかしたら色々研究したのかもしれないけど。)
 この曲はMissmoa.ではなくMesemoa.のオリジナル曲なので、当然男性が歌い踊ることを想定した構成なのに、みんな全然痛々しくなく、かといって迫力負けもしてない。
 こういう一見お遊びって、「女装してるというギャグ的な面白さ」で終わっちゃうパターンがありがちだと思うんですよ。でも、そこで終わらない全力で本物のパフォーマンス、特殊な道程を歩んできたMesemoa.だからこそできるものだと本当に思う。
 いわゆる女性アイドルとも、Mesemoa.とも違う新しい魅力がある…。
 
 
とにかく、今までMesemoa.とむすめん。が積み重ねてきた数々の「踊ってみた」がここに来てまさかの形で成果を見せているような気がします。


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 そもそも中の人であるMesemoa.は、いわば”後天性アイドル”であるものの、ダンスと歌を中心に5年以上活動しているわけで。ライブは当然生歌だし、ぶっちゃけぷんちゃんが言ってたような「男性版ハロプロ」にふさわしい実力をすでに獲得しているんですよね。だからMissmoa.の実力もまた然り。
正直、絶ッッッッッッ対ハロオタの好みだと思うんだよなぁ…


なんでこの記事、ド頭からいちいちハロプロと絡めて書くかっていうと、なんとMissmoa.とハロプロ、ついに共演するんですよね‼‼‼‼
ody-inc.com

 チケット取れた瞬間から、どうやったらMissmoa.がZeppで爪痕残せるかずっと考えてて夜も眠れない。
 いや、兼オタとして言うけどこの構図はやばすぎる。胸を張って言えるよ。(いや、め。本家より先に共演しちゃっていいんかい!?という複雑な気持ちはあるけど)
こぶしファクトリー、アプガっていうのはデビュー前から研修生として研鑽を積んだ中でも選りすぐりのメンバーが選ばれたユニットなので、バキバキに踊るし生歌どころか生アカペラ、ボイパもこなす超パフォーマンス特化型グループなのです。
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 でもね、今のMesemoa.もといMissmoa.なら負けないと思う。むしろ、ハロオタという強力な味方を得る大チャンスだと思う。
 ハロオタという生き物は、アイドルの枠を超えたパフォーマンス能力がありながらテレビ露出が少ないというコンプレックスがある分、自陣のアイドルのパフォーマンスにものすごいプライドを持ってます。多分アイドルオタク界の中でも屈指のプライド高い連中だと思う(自分も)。その分、しっかり踊りながら生歌披露できるアイドルやアーティストをリスペクトしてる面もあって。(先日のDA PUMP再ブレイクにはその心理も働いてると思う)加えて団結力が高く、身内同士の連帯が強い。だからこそ、味方に出来たら最高だと思う。そう、チャンスなんだよ。アプガとこぶしのファンがどれくらい来るかわからないけど、男性が多数になるのはおそらく間違いないので、内輪ネタに走りすぎないコント的な面白さ、そしてかわいいとかっこいいのパフォーマンスのギャップをお届け出来たら優勝だと思う。ハロオタはブリブリの美少女にロックバンドみたいな歌唱をさせるのが大好物なので、この手のギャップは絶対刺さるんじゃないかと思ってるんだけどな…
 
 さらにこれは個人的な趣味の話なんだけれど、女装した男性って本物の女性には出せない魅力がありますよね。
 一時期原宿の某ショッピングモールでバイトしたことがあって、ロングヘアにショートパンツ、ピンヒールのサイハイブーツを履いた超絶美女な男性の方々と接する機会があってからつくづくそう思っている。女は女を装えないんですよ。男性だからこそ装える、女性的な色気がある気がする。男性的な骨格と、女性的なヘアメイクやファッションが上手く調和すると新たな美が完成するというか。良い意味で『化け物』と言いますか。白鳥ふくえ様が限りなく女性に近づけた美なら、そういう化け物的な美がとみたけい子様だと思ってます。あの肩幅、あの小顔、あの美貌から発せられる、隠す気もないドスの効いた歌声がめちゃめちゃに好きです。とみたんとは全然違うベクトルで好き。中毒性あるわ…
 そういうことを踏まえて考えてみると、Missmoa.って男性でも女性でもない前人未踏の新カテゴリーに属するアイドルなわけで、ある意味では競争相手がいない。それってめっちゃ将来性あるってことだよ…ジャ〇ーズが牛耳ってる男性アイドル界に比べたらほんとにね。完全に私情の入った予想だけど、Missmoa.今後の売り出し方次第ではかなりいいとこまで行くんじゃないかな。女装していながら女装負けしない実力を持ってるんだからさ。
 今年、さいたまスーパーアリーナで行われる@JAMで爪痕残せれば、まじで来年のTIFはあると思うよ。SSAなんて武道館の何倍だよ…

TIF、夢じゃないよ!


8月17日zepp divercity tokyo、ハロオタサイドでMesemoa.の存在はそこまでメジャーではない分、絶対驚かせられると思う。両者にとって歴史に残る日となることを信じて参戦してきます。





ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
今更ですが、ですます調が入り混じっていて非常に読みにくいですね。





※Mesemoaメンバーがアップロードした画像はSNS上でのみ自由に利用できると公式サイトには書いてあったのですが、ブログってSNSに入るんでしょうか…非営利目的なら大丈夫かな…


2018.7.31