なついの日記

ときめきと恥の物語

悪ふざけじゃない、TIFは目前。

はじめましての方ははじめまして。なついと申します。東京近郊在住の成人の女、ハロプロオタク歴5年目、Mesemoa.オタク歴11日目に突入しました。

 前回、わたしなりにMesemoa.との出会いを文章にしたらフォロワーさんに読んでくださった方がいらっしゃいまして、テンションがぶち上がったので2本続けて投稿します。


 そんな私、8月17日のODESSEY PRESENTS GIRLS IDOL SPLASH!!にて現場デビューしてきます。なんとハロプロとの共演という、私にとっては非常にホームな環境。というわけで兼オタとしては、是非ハロプロのオタクの方々にも今回共演する謎に包まれたグループ…そう、Missmoa.(みすもあ)のことを知ってほしい!という思いで情熱に身を任せ書ききりました。ハロオタにMissmoa.を紹介するスタンスの記事ですが、ハロオタでない方でも面白くなくはないはず(多分)ですのでよろしければ読んでいってくださいませ。






悪ふざけじゃない、TIFは目前。





 このTIFっていうのはTOKYO IDOL FESTIVALの略で、つまり女性アイドルのフェスです。ハロプロからはつばきファクトリーこぶしファクトリー、去年はレジェンド枠として℃-uteを卒業した岡井千聖ちゃんなんかが出てました。


そう、女性アイドルのイベントなのですよ…



※ここまで読んで察したイルミィの皆さんいらっしゃるかと思いますが、書きたい内容の都合上、親族の皆様に関する''暗黙の了解''をぶち破っていきますので地雷になる方はブラウザバックをお願い致します。












  このTIFを本気で目指している、男性アイドルグループもとい女装アイドルグループ。それが、Missmoa.(みすもあ)です。
  暗黙の了解を無視して説明してしまうと、ハロオタ男子が中心になって結成された男性アイドルグループMesemoa.(めせもあ)のメンバーの「本気の女装」によって生み出された''女性アイドルグループ''であり、昨年10月31日に衝撃のデビューを果たして以降、いくつかのイベントに出演し注目を集めているみたいです。なにぶんド新規なので現場に立ち会えていないのですが、Girl's neon Live!にも出演しており、今年8月25日のアイドル博覧会@JAMにも出演が決定しています。両者とも出演者はほぼ全員女性。
 つまり、世間からは完全に女性アイドルとして扱われているのですよ…
 ※中の人は男性アイドルです






  Missmoa.メンバーのプロフィールについて書き始めると終わりが見えないので取り急ぎ簡単に載せますが、


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こんな感じ。
女ってなんだっけ…
※中の人は男性アイドルです





 それぞれ中の人とは違う細かいプロフィールを持っており(NY在住だったり室町時代から来てたり究極の美少女の概念体だったりetc)、twitterアカウントまで持ってるというディテールの細かさ。






自己紹介動画
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 MCを見てもらえればわかるかと思いますが、完全に女子になりきっているというよりは''女装''であることを若干ネタにしてるような節もある。普通の女性だったらやらないような過剰な仕草とかね。そこが魅力でもあるんだけど。

 そんなわけでこのMissmoa.ちゃんたち、ただの男子の悪ふざけって思うじゃん?ハロウィンの仮装の延長って思うじゃん?

違うんや…







 ここからはハロプロオタクの目線から見た、Missmoaちゃん達の実力と魅力について語りたい。

 先程も書きましたが、暗黙の了解を破って言ってしまうとMesemoa=Missmoaなので、Missmoaの実力だってそりゃMesemoaじゃんと思われるかもしれない。いやその通りなんだけど、女性アイドルオタクとしてはこう言いたい。
Missmoaになって初めて発揮される、Mesemoaの秘められた実力。
  これを説明するためには、母体であるMesemoa.(旧むすめん。)の誕生経緯について知ってもらう必要があるのだけど、そもそもMesemoa.というのはハロー!プロジェクトのファンが集まってモーニング娘。の楽曲「恋愛ハンター」を振りコピしたことをきっかけに結成されたグループで、最初はライブのセトリもほとんどがハロプロ楽曲の振りコピ。動画に上がっているだけしかわからないのだけど、娘。はさることながらベリキュー、アンジュ、スマイレージ、たんぽぽやプッチモニなど往年の名曲から'14の曲までかなりの数をコピーしてきた様子。
 他にもTWICEの曲を踊ったりだとか…そう。実はMesemoa.女性アイドルの振り付けで育ったグループなんですよね。(それってもうハロプロなのでは…?と思わざるを得ないオタク)今でこそオリジナル曲が主力で、元踊り手としてのダンススキルが活かされたかっこいい楽曲が目立つけど、過去のライブを見るとセトリのほとんどがハロプロってこともざらにある。

 そんな経歴を持つ彼らだからこそ、Missmoa.で実力を発揮できるのだと思う。
と、わたしが勝手に確信したのはこの動画の冒頭「むしゃむしょさんきゅー」と、2曲目「曖昧ジゴロ」の1:00あたりからの白鳥ふくえ様(センター)の動き。

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  この動画ね…まず一曲目の「むしゃむしょさんきゅー」。何だこれ。可愛すぎんか。頭おかしい(褒めてる)
 踊りがもう完全に女子。完璧。最高。(語彙力
 冒頭のとみtn…とみたけい子様の雄々しすぎる煽りからのギャップが素晴らしい…。個人的に出頭のふくえ様→あかねちゃん→2子ちゃんが最高にかわいい。


 そして、問題の「曖昧ジゴロ」。

 何だこれ。ハロプロかな?
 わたしはハロプロのオタクなので、何それ褒めてない!と思われる方がいたら大変申し訳ないのですが、最大級に褒めてます。生歌ライブに耐えうる歌唱力、男性顔負けの(男性だけど)キレキレのダンスパフォーマンスと言えば女性アイドルはやっぱりハロプロ、あとは東京女子流とかかな。
特に1:00~あたりからの白鳥ふくえ様の動き、やばい。仕草とか身のこなし、もう本物。例えるなら高橋愛とか鈴木愛理の貫禄。(ふたりはハロプロ20年の中でも屈指のエースです) (…白鳥ふくえ様の中の人は筋金入りのハロオタなので、もしかしたら色々研究したのかもしれないけど。)
 この曲はMissmoa.ではなくMesemoa.のオリジナル曲なので、当然男性が歌い踊ることを想定した構成なのに、みんな全然痛々しくなく、かといって迫力負けもしてない。
 こういう一見お遊びって、「女装してるというギャグ的な面白さ」で終わっちゃうパターンがありがちだと思うんですよ。でも、そこで終わらない全力で本物のパフォーマンス、特殊な道程を歩んできたMesemoa.だからこそできるものだと本当に思う。
 いわゆる女性アイドルとも、Mesemoa.とも違う新しい魅力がある…。
 
 
とにかく、今までMesemoa.とむすめん。が積み重ねてきた数々の「踊ってみた」がここに来てまさかの形で成果を見せているような気がします。


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 そもそも中の人であるMesemoa.は、いわば”後天性アイドル”であるものの、ダンスと歌を中心に5年以上活動しているわけで。ライブは当然生歌だし、ぶっちゃけぷんちゃんが言ってたような「男性版ハロプロ」にふさわしい実力をすでに獲得しているんですよね。だからMissmoa.の実力もまた然り。
正直、絶ッッッッッッ対ハロオタの好みだと思うんだよなぁ…


なんでこの記事、ド頭からいちいちハロプロと絡めて書くかっていうと、なんとMissmoa.とハロプロ、ついに共演するんですよね‼‼‼‼
ody-inc.com

 チケット取れた瞬間から、どうやったらMissmoa.がZeppで爪痕残せるかずっと考えてて夜も眠れない。
 いや、兼オタとして言うけどこの構図はやばすぎる。胸を張って言えるよ。(いや、め。本家より先に共演しちゃっていいんかい!?という複雑な気持ちはあるけど)
こぶしファクトリー、アプガっていうのはデビュー前から研修生として研鑽を積んだ中でも選りすぐりのメンバーが選ばれたユニットなので、バキバキに踊るし生歌どころか生アカペラ、ボイパもこなす超パフォーマンス特化型グループなのです。
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 でもね、今のMesemoa.もといMissmoa.なら負けないと思う。むしろ、ハロオタという強力な味方を得る大チャンスだと思う。
 ハロオタという生き物は、アイドルの枠を超えたパフォーマンス能力がありながらテレビ露出が少ないというコンプレックスがある分、自陣のアイドルのパフォーマンスにものすごいプライドを持ってます。多分アイドルオタク界の中でも屈指のプライド高い連中だと思う(自分も)。その分、しっかり踊りながら生歌披露できるアイドルやアーティストをリスペクトしてる面もあって。(先日のDA PUMP再ブレイクにはその心理も働いてると思う)加えて団結力が高く、身内同士の連帯が強い。だからこそ、味方に出来たら最高だと思う。そう、チャンスなんだよ。アプガとこぶしのファンがどれくらい来るかわからないけど、男性が多数になるのはおそらく間違いないので、内輪ネタに走りすぎないコント的な面白さ、そしてかわいいとかっこいいのパフォーマンスのギャップをお届け出来たら優勝だと思う。ハロオタはブリブリの美少女にロックバンドみたいな歌唱をさせるのが大好物なので、この手のギャップは絶対刺さるんじゃないかと思ってるんだけどな…
 
 さらにこれは個人的な趣味の話なんだけれど、女装した男性って本物の女性には出せない魅力がありますよね。
 一時期原宿の某ショッピングモールでバイトしたことがあって、ロングヘアにショートパンツ、ピンヒールのサイハイブーツを履いた超絶美女な男性の方々と接する機会があってからつくづくそう思っている。女は女を装えないんですよ。男性だからこそ装える、女性的な色気がある気がする。男性的な骨格と、女性的なヘアメイクやファッションが上手く調和すると新たな美が完成するというか。良い意味で『化け物』と言いますか。白鳥ふくえ様が限りなく女性に近づけた美なら、そういう化け物的な美がとみたけい子様だと思ってます。あの肩幅、あの小顔、あの美貌から発せられる、隠す気もないドスの効いた歌声がめちゃめちゃに好きです。とみたんとは全然違うベクトルで好き。中毒性あるわ…
 そういうことを踏まえて考えてみると、Missmoa.って男性でも女性でもない前人未踏の新カテゴリーに属するアイドルなわけで、ある意味では競争相手がいない。それってめっちゃ将来性あるってことだよ…ジャ〇ーズが牛耳ってる男性アイドル界に比べたらほんとにね。完全に私情の入った予想だけど、Missmoa.今後の売り出し方次第ではかなりいいとこまで行くんじゃないかな。女装していながら女装負けしない実力を持ってるんだからさ。
 今年、さいたまスーパーアリーナで行われる@JAMで爪痕残せれば、まじで来年のTIFはあると思うよ。SSAなんて武道館の何倍だよ…

TIF、夢じゃないよ!


8月17日zepp divercity tokyo、ハロオタサイドでMesemoa.の存在はそこまでメジャーではない分、絶対驚かせられると思う。両者にとって歴史に残る日となることを信じて参戦してきます。





ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
今更ですが、ですます調が入り混じっていて非常に読みにくいですね。





※Mesemoaメンバーがアップロードした画像はSNS上でのみ自由に利用できると公式サイトには書いてあったのですが、ブログってSNSに入るんでしょうか…非営利目的なら大丈夫かな…


2018.7.31